だるいから公務員辞めてみた。

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だるいから公務員辞めてみた。

真面目系クズ、コミュ障、社会不適合者、新型鬱。ホワイトで人間関係もよかったけど、働くのだるいから県庁辞めたゆとり世代。嫌いな言葉「残業」「努力」「責任」。

公務員を辞めることが「もったいない」という幻想。

僕は公務員を辞めることを友達や親に言うと、必ず、

「もったいない」

と言う。

 

僕は言われた時に、「もったいないとは思わない」と強気で返していたが、やはり多少はもったいないと思ってしまう。

そこで、何がもったいないのか、真剣に考察してみた。

 

・費やした勉強時間

・費やした金

・安定を捨てること

 

おそらくこのようなことが考えられる。

そこで、これら一つ一つを論破していきたい。

 

①費やした勉強時間

 

これは全く無駄にならないと思う。勉強を通して、学ぶことは、情報をどう得るか、どう考えるか、どう処理するかのテクニックだと思っている。これは勉強を通してでしか学ぶことができないと思っている。教養に関しては、そのまま知識が役に立つし。

 

あと、自分の強みが発見できたことと、没頭することのパワーを学んだことが僕の中では大きい。

例えば、僕は、理系科目の方が圧倒的に得意だ。大学受験の時は、全教科まんべんなくやらなければならないので、勉強が辛かった。でも公務員試験は理系科目中心で勉強が全く苦痛ではなかった。むしろ楽しかった。自分の好きなことに忘我することのパワーを知ることができたことは大きい。この時の勉強みたいに忘我するほど熱中できる仕事と出会いたい。

 

 

②費やした金

 

公務員試験のテキスト代、就活の交通費、模試試験、全て合わせるとおそらく50万はかかったと思う。僕は50万で公務員を経験できて安いと思うのだが、どうだろうか。公務員になるには高い倍率を勝ち抜き、公務員試験を突破するだけ学力と面接を突破するだけのコミュ力が必要だ。(僕は面接官と対峙するだけで頭が真っ白になるコミュ障だけど、聞かれそうなことは全て網羅して、回答を全て用意し丸暗記した。頭が真っ白になっても言葉だけは発せられるように必死に丸暗記した。)

 

現役新卒公務員切符を50万で買ったと思えば安くないだろうか。結果的に僕には合わなくて辞めるのだけれど、もし公務員になれなかったら未練が残ったまま生きることになる。公務員を経験できたことは僕にとって大きな価値があったのだと思う。

 

 

③安定を捨てること

 

公務員を経験してみて本当に安定していると実感した。倒産しない、絶対クビにならない、給料ボーナスも並以上、年功序列が約束されている。でも、上司や先輩を見ていると人生を腐らせているように感じられる。やる気のない空気、嫌々ながらの仕事を金のためだけにやっている人がたくさんいた。安定と引き換えに人生を腐らせる選択は僕にはできなかった。賛否両論だろうけど、不安定でも生きた人生を送りたくて辞めることにした。

 

 

僕は就活の時、やりたい仕事がなく、消去法で公務員になった。おそらく公務員の半分以上は同じ感じだろう。でもやりたい仕事がなくて公務員になるのは別にいいと思う。ほかの仕事に比べ、本当に安定しているし、やりたい仕事がないならとりあえず公務員を目指せばいい。ただ消去法で選んでしまうと、僕みたいに違和感に耐えられなくなる可能性があることは知っておいて欲しい。僕は結局辞めることにしたけれど、公務員という貴重な経験が出来て、充分満足している。後悔は全くない。だから、「他にやりたい仕事がないから」という理由で公務員を目指すことはいいと思う。

 

 

「もったいない」

周からは散々言われたけど、今を腐らせて生涯の安定を取るか、不安定でも生きた人生を取るかは人次第。違ったら何度でも切り返せばいい。誰でもそのぐらいのポテンシャルはある。若いうちなら尚更ね。